2025年、まだ5月ですが早くもホームセンターで食虫植物が並ぶようになりました✨
いやーめっちゃ楽しい季節🎶
最近は食虫植物のことを全く知らない人でもハエトリソウで遊ぶのはNGなのを理解しているみたいで、
「あんまり触るとダメなんだよね確か」
「閉じるときにエネルギーめっちゃ使うらしいよ」
なんて会話が聞こえてきてマニア的には嬉しい限りです😆正しい情報が届いているのはお店の人のポップの効果もあるんでしょう✨売り場のハエトリソウもほとんど閉じてなくて素晴らしい状態でした✨
さて、お店にはハエトリソウに限らずウツボカズラやサラセニア、モウセンゴケなど様々な食虫植物が並んでおり、興味をそそられ購入する方がたくさんいると思います。もちろん自分も買います(笑)🤣
そこで、今回は自分がホームセンターで購入した際にやっておきたいことを書いてみます。可愛らしい食虫植物を長ーく元気に楽しむために、ぜひ参考にしてみて下さい。
それではレッツゴー!
①水を吸わせる
食虫植物はそのほとんどが「腰水栽培」という方法で育てられます。水盤に水を1〜2cmほど溜めそこに鉢を置いていく栽培の仕方で、これが食虫植物にバチクソ合っているんです。ハエトリソウ、モウセンゴケ、サラセニア等の代表選手が湿地帯の植物だからでしょう✨が、ホームセンターでは腰水栽培ではないことも多く、水不足に陥っている株も見かけます。時には水やりを忘れられてカラカラのときも・・・
なのでまずは水をたっぷり吸わせて下さい💦💦💦腰水栽培にすればまず間違いないでしょう✨
②日光に当てる
食虫植物は太陽の光が大好きです。虫を食べるのは趣味程度で(リン等の栄養素を虫から得る)、光合成をすることで十分な栄養を摂ることができます。
逆に言えば太陽に当てないと絶食しているも同然で、さらに悪い雑菌が繁殖し根腐れや病気の原因にもなります。つまり丈夫に育てるためには太陽の力が必要不可欠だということですね☀️ただし、日本の夏は暑すぎるので真夏は半日陰に置いたほうが良いです。置き場所は重要!
③雨風にさらす
意外とやらないけどやったら効果が高いのがコレ!上に書いた↑①、②の通り、食虫植物は湿った土に日光という組み合わせで育つ植物なので、ちょっとやり方を間違えると用土の劣化や根腐れ、病気などを引き起こしやすくなってしまいます。捕まえた虫もジメジメした環境ならすぐにカビが生えちゃいますね🤮なので雨風にさらし、できるだけ自然に近い形で栽培しましょう✨
まずは風の力を借りて葉の表面を丈夫にし、病気から身を守る丈夫な葉を作り出してもらいます。たまに降る雨は用土の中の水分を入れ替え、腐敗菌を洗い流します。何事にも言えることですが、すべての不調の原因は「停滞」「滞留」が関係しています。「流れる水は腐らない」の言葉の通りなんです。
また、こうやって育てていれば食虫植物も無理なく虫を捕まえることができます。こちらから与えず植物自らの「食べたい願望」に任せることこそが重要なのではないでしょうか。食べ過ぎは良くないんですね😜
さて、ここまで書いたら分かる通り、要は「外で腰水栽培しておけ」ってことですね(笑)🤣実はとても簡単✨逆に言えば室内の日陰に置き、たまにしか水を与えず、虫をたくさん与える、という育て方が一番のNGだということに気づいていただければ幸いです✨
でもホームセンターでの売り場環境を見て上記のNGな栽培法をしてしまう方々がいるのも事実。しっかり育てて食虫植物ライフ楽しみましょう〜
番外編 〜ここから中級者〜
「買ってきたらすぐに植え替えをしよう」
実はこれ、自分が必ずやっていることなんです。買ってきた食虫植物は近いうちに必ず植え替えします。ホームセンターの食虫植物は生産者様が育ててきた用土そのままで出荷されているので、新しい用土ではないことが多いんです。もちろん、植えてある用土は割と良いもの(ふわふわのピートモスやミズゴケ)なのでそのままでも育てることはできますが、自分の環境に合った用土が分かっている場合は植え替えしておくと安心です。
オススメ用土はミズゴケですが、そこは皆さんの栽培法に任せます(笑)👍自分は今年はピートモス+パーライト+もみ殻のミックスにハマっているので、こんな感じで植えてみました✨
せっかく買ってきた食虫植物、どうせならめちゃくちゃ元気に育ててその魅力を味わって欲しい✨そして一緒に沼にハマって行きましょう(笑)
では、良い園芸ライフを!