入手した食虫植物を育てるうえで、必ずみんながぶち当たる問題。
それが雨に当てるかどうかですよね🤔🤔🤔
食虫植物を栽培しているとね、なかなかうまくいかないときもあるんですよ。緑色のヒョロっとした葉っぱしか出なかったり、成長途中で葉が枯れたり、良い形の葉っぱが出てこなかったり😭
そんなときはXやブログやインスタで参考になる人の投稿を見たりします。大抵はプロの方や長年栽培している先輩方なんですけど、これがまた本格的なんですよね👏
皆さんビニールハウスや温室を使って直接雨に当たらないように、そして害虫が寄り付かないようにしてらっしゃる。灌水システムを設置し扇風機を回し定期的に消毒を散布。もしくはLEDライトを使用し完全な屋内栽培。
そりゃプロだもん🥲🥲🥲同じようにはできねぇ!🤣
なので自分は断然、野外で雨ざらし派です!ハウス栽培にはハウス栽培の利点があるしLED栽培にはLED栽培の利点があるのだけど・・・
雨に晒すのって実は植物にとても良いことが多いんですよ!✨その理由を書いてみます!
①土の環境を新鮮に保てる
まず最も重要なことを書いておきます。人間にとって健康に大切なのは
・食事
・睡眠
・運動
ですよね。これは植物にとっても大切なのですが、これを植物に当てはめると
・食事→土からの栄養を摂る
になります。もちろん食虫植物ですから虫も栄養になってるんですがね(笑)💦一般論で言うと植物にとっての食事は土からの栄養摂取が主なものになります。
だから、用土の中の環境をできるだけ鮮度が高い状態に保つ必要があるんです。
腐ってる食べ物をあげるわけにはいかないですよね?土の中を新鮮にしておくことはそれだけ重要ってこと!雨に晒すと用土の中の水分が押し流され更新されるので、雑菌の繁殖や滞留を防ぐことができます。
また、用土表面に浮き上がってくる成分(茶色やクリーム色の粉)を洗い流すこともできます。
↑分かりづらいですが、雨に当てず水道水の足し水のみを続けた結果、何らかの成分が浮き上がってきています。濃縮され、こげ茶っぽい色の塊に見えるのがそれ。ココだけの話、舐めるとしょっぱいです。何だこれ(笑)
定期的に土全体が洗われることによってこのような物質も流され清潔に保てます。あらゆる成分の滞留を防ぐことが重要なことがおわかりいただけたでしょうか✨
②丈夫に育つ
雨水が上から当たることによって適度な刺激が加わりますので、よりどっしりと育てることができます。また、同時に用土のシマリも良くなりますので根張りにも良い影響が出ると考えています。
また、皆さん心配されているのが「そもそも雨に当てて大丈夫なの?」ということだと思いますが、、、モウセンゴケの粘液は流されても1日で復活するし、ハエトリソウは雨で閉じることはないし、ウツボカズラやサラセニアは壺の中が溢れても何の問題もありません。
心配するな。もともと野生で生きてる種族なんだ。
ということでガンガン雨に当ててオッケー!
さて、ここで「メリットがあるならみんな雨に当てて育てりゃ良いのになんでやらない人もいるの?」て疑問が湧いてきた方がいるかも知れません。
それはね、やっぱり、、、
それ相応のデメリットもあるから
なんですね😂😂😂
デメリット①:病気リスク
最も懸念すべきはこれでしょう!雨に当たっているうえに風通しが悪くなると黒い斑点のようなものが出てきたり、サビのような赤茶色のザラツキが出てくることがあります。これはいわゆる食虫植物の病気で、注意しなければなりません。
ポイントとしては風通しの良い場所に置くことと、深腰水にならないように深すぎる受け皿を使わないことで回避しやすくなります。
また、晴れの日には消毒液を噴霧するのも良いと思います。自分はベニカファインともう一種類を用意し、交互に月1でかけています。
デメリット②:ナメクジ被害にあいやすい
植物栽培をするうえで最も嫌われる存在がナメクジだと思うのですが、食虫植物でも同じく被害にあいやすいと言えます。
↑ハエトリソウの葉柄の付け根部分がナメクジにかじられて黒くなっています。周りの環境にたくさんの木々や自然がある場合、雨ざらしににすることで寄ってくることがあります。まぁ、サラセニアなんかはナメクジさえもスポンと落としちゃうので対策にもなるのですが、愛する植物にドロドロのナメクジが入ってると思うとあまりいい気はしませんね🤣💦
自分は対策として忌避剤をまいたりしますが、絶対に来なくなるわけでもないのでうーんといった感じ🤔何か良い方法があれば逆に教えてください😂
↑に書いたデメリットは雨が長期間続けば続くほど出やすくなります。特に危ない時期は6月の梅雨と9月の秋雨。風通しを良くしておいたり腰水用の水盤の深さを浅くしたりと対策しながら乗り切りましょう!
毎日1時間くらい雨降って、あとは適度に晴れくらいがちょうどいいのにな😂
ではまた👍