ハエトリソウの増やし方と言えば株分けと実生が一般的🔆栽培家としてはせっかく手に入れた品種をロストしてしまう前に、ぜひともひとつ増やしておきたいところ。しかし種子増殖では親の形質が受け継がれても微妙に変化することが多いので、品種を維持していくには株分け等の栄養繁殖しか方法がないのです(実生は親と同一品種とは認められず「○○ seedling」または「○○ seed grown」の表記が必要となります😂)。
さて、株分けは親株への負担が少なく、品種を維持していく方法としては最も優れていると思うのですが・・・
株が分かれるまでに時間がかかるんだなコレが😂💦
親株クラスでないと株別れなんて起こらないんですよね😂まずはそこまで育てないと・・・てことで、より小さな株でも増殖ができるハエトリソウの葉挿しをしてみましょー!
実は「ハエトリソウは葉挿しが出来る」という事実を知らない人が結構います🤔なぜハエトリソウの葉挿しがあまりメジャーではないかというと・・・
親株への負担が大きい気がするのが一番の要因でしょう。しかし、いざやってみると意外と親株も元気なもんです😅
また、難しそうだからという理由もあるでしょう😣腐ったりよく育たなかったり全然芽が出なかったり😖失敗した方もたくさんいると思います。
ではどうすれば葉挿しの成功率が上がるのか?というと、
①葉っぱの生命力を保ちつつ
②雑菌の繁殖を抑える
ということがとても大事!!!そうすれば腐ってしまったり病気にならずに済みます😊✨では、①と②のポイントをそれぞれ箇条書きしてみるので、ついて来てねー!💯
①葉っぱの生命力を保つために
・元気な葉を使う
・根本が太い葉をを選ぶ
・葉茎を含めまるごと使う
・直射日光に当てすぎない
・水切れに注意
以上のことに注意して下さい😊✨
②雑菌の繁殖を抑えるために
・虫が付いている捕虫葉は避ける
・新しい用土を使う
・定期的に潅水する
・涼しい場所で管理する
・風通しの良い場所に置く(冬以外)
以上のことに気をつけましょう💯🎉
では、以下に具体的な方法を書いてみます。
用意したのはこの3つ。葉柄がなっがいけど、別に長くなくても良いです😅元気なら。
枯れた葉を取り除いてみると、葉の根本までしっかり見えてきます✨
大体いつもは最も外側の、最も成長している葉を使います。まさに働き盛りという感じ💯外側の方が取りやすいので、ここを使うと良いと思います✨
こうやって1枚もらいます。コツは「切り取る」のではなく、「取り外す」こと。そして葉っぱをもらうときに心の中で「ごめんね」とつぶやくことです。(←マジで)
そうしたら根本を軽く用土で覆い、シャワーで流して密着させて下さい。用土はミズゴケかピートモスが良いと思います👍排水性には気をつけて。
ここまでできたら涼しい半日陰にでも置いて、葉挿ししたことなんて忘れてしまってください。1〜3ヶ月くらいかかりますので😂😂😂冬場なら室内の窓際なんかも良いと思います。
水を切らさないように管理すれば根本を残して徐々に葉が枯れていきます。トラップの部分が完全に枯れたら、根本に毛の生えたイボの様なものができてきます。
これが徐々に芽になり・・・
数週間してようやく地上に出てくるのです🔆✨
あとはこの芽を適切に管理して育てればオッケー👌
環境さえ用意できれば、ハエトリソウの葉挿しも難しくないので、ぜひチャレンジしてみてください👍🎉💯