ゆっくり食虫植物〜タクチャガーデン (Takucha's Garden)〜

Takuchamanです。食虫植物の栽培の様子をゆっくりアップしていきます。

ホームセンターで買える!初心者にオススメのモウセンゴケ5選

夏になるとホームセンターに並ぶ食虫植物たち。自分はその中でもモウセンゴケ(ドロセラ)が大好きです✨


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英語では別名sundew(太陽のしずく)と言い、太陽に照らされた粘液の美しさは植物界でも唯一無二の存在✨自分はすでに数え切れないほど収集してしまいましたが、始まりはホームセンターで買ったモウセンゴケのカペンシスでした✨✨✨

 

もし、家族や友人や可愛い姪っ子たちにに「オススメの食虫植物って何?」って聞かれたら迷わず「モウセンゴケ!」と答えます👍聞かれないけど(笑)😂😂😂

 

そんなわけで大人にも子供にもオススメしたいモウセンゴケなんですが、最近のホームセンターでは色々な種類が出てるんですよね💡初めて栽培する方は「モウセンゴケが良いつっても一体どれを選べばいいんじゃぁ〜」ってなっちゃうと思うので、5つ選んでみました!

 

例のごとくマニア目線ですので、気楽に流し読みして下さい(笑)

 

それでは初心者にオススメのモウセンゴケ5選、行ってみましょう〜!

 

 

ドロセラ カペンシス


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トップバッターを飾るのはやはりこの方!ホームセンターでは基本種、赤が美しいオールレッド、グリーン一色のアルバ、葉が細長くなるナローリーフ等が売られています。どの品種も非常に丈夫で栽培しやすく立ち姿も美しいので、お好みで選んでOKです✨長い葉が獲物をグルグルと巻き込んでいく姿はいかにも食虫植物!という感じ☆

 

D.カペンシスの育て方

食虫植物は基本的に、水盤に水を張ってその上に鉢を置く腰水栽培という方法をとります。また、「猛暑」と「凍るほどの寒さ」には弱い植物です。夏の猛暑では半日陰に、冬は室内窓際に置くことで日本の四季を乗り越えることができます。

カペンシスは非常に丈夫ですので、腰水にして日光に適度に当てるだけでどんどん育ちます。また、枯れてしまった場合でも根っこはまだ生きていて、根からまた新しい芽が出てきます。気長に待ちましょう👍✨さらに言えば、カペンシスは根が長く伸びるので、大きめの鉢に植え替えてあげると喜びます😆✨

 

 

ドロセラ ビナタ


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モウセンゴケ界トップクラスのタフさを持つパワーファイター!個人的には最も生育が安定しいると感じ、多少過酷な環境にさらされても抜群の生命力でいとも簡単に復活します💪✨葉がY字に分かれるサスマタを基本種とし、4つに分かれるヨツマタ(ディコトマ)、8つ以上に分かれるマルチフィダ(エクストリーマ)、葉がワインレッドに染まる深紅など、ホームセンターでも様々な品種を見ることができます。

 

D.ビナタの育て方

基本的にはカペンシスと同じで、腰水にして日光に当て、夏は半日陰・冬は室内窓際に置いて栽培しましょう。ビナタは大型になるものもあり、やはり大きめの鉢に植え替えるとよく育ちます。

 

 

ドロセラ ハミルトニー


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オーストラリアに自生する、かなり堅そうな繊毛が特徴的なモウセンゴケ。葉っぱは意外としなやかで、獲物をしっかりと巻き込むことができます。500円玉クラスの大きくキレイな花を咲かせるので、ぜひ開花までチャレンジしてみてほしい品種です。また、年月を経ていくと葉っぱがどんどんと積み重なり、経年変化も楽しめます。

 

D.ハミルトニーの育て方

水が好きなので、用土は乾燥しないようしっかりと腰水をして育てましょう。また、ミズゴケやピートモスなど柔らかい用土で育てると、脇芽がポコポコと出てきて勝手に増えてくれます。日光は好きですが、カペンシスやビナタに比べると多少日照時間が短くても育ち、逆に日光に当たりすぎると疲れてしまう印象があります✨

 

 

トウカイコモウセンゴケ


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国産のモウセンゴケの中では屈指の丈夫さと繁殖力を誇り、方っておいても勝手に種がこぼれて増えていたりします。ホームセンターで見かけるのは稀ですが、山野草を扱っている園芸店やネットショップで見かけることがあります。日本の食虫植物の入門種として、国産にこだわりたい人にオススメ!

 

トウカイコモウセンゴケの育て方

日光が大好きで、日当たりの良い場所に浅い腰水をしながら置いておくとすくすくと育ちます。上記のカペンシスやハミルトニーと違い、根からの増殖よりも種子で増やすほうが得意のよう。冬は凍らない程度の保護をしてあげたほうが春からの調子が良くなります。

 

 

ドロセラ アリシアエ


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アフリカ系モウセンゴケの代表選手で、ロゼット型(立ち上がらず輪のような形に広がる)といえばこのお方、というくらいの品種。長年ホームセンターでは見ることはできませんでしたが、近年カクタス長田さんよりついに販売されました!✨キレイな外見としなやかな捕虫葉は食虫植物の美しさを再認識させてくれます。

 

D.アリシアエの育て方

割と水が好きなので、腰水を切らさないようにしましょう。また、アフリカ系らしく長い根が発達していますので、高さのある鉢に植えると調子が良いです。急な環境の変化についていけず数週間成長が止まったり突然枯れることがありますが、根やロゼットの中心から復活するので気長に待ちましょう✨

 

 

さて、今回ご紹介した5品種

ドロセラカペンシス

ドロセラビナタ

ドロセラハミルトニー

トウカイコモウセンゴケ

ドロセラアリシアエ

は、どれも手に入りやすく育てやすい優良品種です✨他にはドロセラアデラエも育てやすい品種ですが、実は現在保有していないので割愛させていただきました。これらの品種を実際に育ててみて、ぜひともモウセンゴケの魅力を堪能して下さい✨

 

 

番外編〜上記以外の品種が欲しい方へのオススメ品種〜

 

食虫植物を栽培していると、ホームセンター産をコンプリートしたあとにより多くの品種を集めてみたくなることがよくあります。どんどんコレクションしたくなっちゃうんですよね😂😂😂そんな方に、入門種から一歩進んだ品種を少しだけ紹介します!

 

ドロセラ フィリフォルミス


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別名イトバモウセンゴケ。その名の通り細長〜い捕虫葉がキラキラと輝く美しい品種。真っ赤なものとオールグリーンタイプがありますが、いずれも冬芽を形成するので冬越しがキモになります。

 

 

ドロセラ ディールジアナ


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アフリカ原産(ジンバブエ周辺等)のロゼット型モウセンゴケ。ナタレンシスによく似ていますが、よりずんぐりとした太めの体型をしています。

 

 

さて書ききれなくなりそうなので、この辺りはまたちゃんとした記事にしたいと思います。ではまた〜〜〜👍✨