
ドロセラ(モウセンゴケ)の増殖方法の中でもなかなかの成功率を誇る根伏せ✨植え替え時に新鮮な根を一本いただくだけで簡単にバックアップができます✨この根伏せの方法を知っておくととても便利!葉挿しよりも多くの株を得られる場合が多いのでオススメです😋自己流ですが簡潔に書いていきたいと思います。

当然ですが根伏せができるのは根っこが長く伸びる種類のドロセラ。レギアやカペンシス、クネイフォリアなどのアフリカ系なら問題ないです。イトバや日本産モウセンゴケやピグミーなんかは厳しいかな🙄南米系はやったことないので分からず・・・😅
では本題。実際にやっていきましょう!

今回のゲストはこちら、D.esterhuyseniae x slackii💪✨知名度は高くありませんが丈夫でよく育ち、見た目もゴージャスで美しい優良品種です✨


すでにポットの底から根っこが伸び伸び😅植え替えついでに根伏せを行います。

取り出した姿。ずいぶんとたくさん伸ばしたもんだ😅これなら3本くらいいただいても大丈夫かな✨このときのポイントは、先端の黄色い新鮮な根を必ず一本は残すこと。この根は親株の生命線となりますので注意!

作業中は根を濡らしておくようにしましょう。みずみしさを保ち、根っこ一本一本の生命力を保ちながら作業します。

用土はミズゴケかピートモスが良いと思います。芽出し後の生育がスムーズで、小さな苗にも対応できるし🌱僕はピートモスにバーミキュライトかパーライトを混ぜるのがマイブーム。

腰水栽培にするので、ポットの底は鹿沼土を2cm程度敷き詰めます。

ハサミで適当にちょん切りーの✂

こんな感じでセットして、上から用土を1〜2cmほどかけて埋めればオッケー👌あとは腰水栽培で管理すれば発芽が始まります。

大体1ヶ月〜3ヶ月程度で芽が出てくるので、気長に待ちましょう👍僕は水盤の奥の端っこ、手の届きにくい場所に置いて、根伏せしたことなんて忘れるようにしています(笑)😂

↑こちらはビオパルコ三明由来のD.カペンシス。形質が変わらないように根伏せと葉挿しで増やすようにしています。種子増殖だと徐々に形が変わってしまう恐れがありますので💦

一度芽を出してしまえば、あとはすくすくと育ってくれるはず!


こんな感じで、いつの間にか発芽しているととても嬉しい😄✨一本の根から2〜3本は採れますので、ぜひ試してみてください👍✨
最後に注意点をひとつ。
それは・・・
真夏の根伏せはやめましょう😂
はい、当然といえば当然なのですが、根伏せは高温に弱いです。新芽のために用土の水分を多く含ませる必要があり、故に夏場は蒸れやすくなってしまうのです😭
他の季節は特に「いつが良い」と感じたこともないし、成功率の違いを感じたこともないので、あまり気にしなくても良いと思います✨
根伏せでバックアップしておくと、ロストしたときのショックも多少軽減されるのでオススメですよー✨
ではまた✋
