今年の夏も猛暑、もとい酷暑がしんどい状態が続いております😫💦暑さに強いはずのサラセニアが生育障害を起こしたり葉焼けしたりして、その壮絶さを物語っています。
😗〜♪ 。。o(とか言ってるけどホントは一回乾燥させたから、なんて言えない、、、)

さて、今回はサラセニアのお話です。
自分たちは何気なく食虫植物の名前を学名で呼んでいますが、その語感が「もうそれ以外にない」くらいにドハマりしていると思いませんか?
語感と言うと感覚の話なので曖昧な表現になってしまいますが、例えば「大きい」と「小さい」の語感だと口を大きく開ける「大きい」に対して口を小さくすぼめる「小さい」なんてもうそのままですよね。日本語を知らない外国人に「OokiiとChiisai、どっちがBigでどっちがSmallか当ててみな?」って言ってもほぼ正解しちゃうんじゃないかな、って思います。
他にも「熱い」「冷たい」とか「早い」「遅い」etc...同じようなことが起こり得ると思うんです。
そしてそんな現象がサラセニアにも!
ということで、原種を8種類、見ていきましょう👍✨✨✨
〇Sarracenia leucophylla (サラセニアレウコフィラ)


もちろん最初はこの方です✨スラっとした長身に美しい模様が映えるレウコ様〜😍
leucophyllaという名前の由来はギリシャ語の "leukos(白い)" "phyllon(葉)" から来ているそうです。なるほど、割と白は入っていることが多く、名付けの由来もうなずけます。しかしただの白い葉って名前かーって飲み込める訳でもないですよね、皆さん。だってこのレウコフィラ、
異様に優雅な名前してないか!?(笑)
巷ではレイコフィラなんて呼び方から「麗子」と呼ばれることも。華麗で儚げで、レースの様な美しい姿にピッタリの名前をしています。レウコもフィラもどっちの響きも美しく、まるでドレスをまとった女性の様な姿を連想させます。可憐だ、、、✨
〇Sarracenia flava (サラセニアフラバ)


サラセニアの中でもトップクラスの身長を誇り、ドストレートな形と力強い草体が人気のフラバ!実は名前の由来はラテン語の "flavus(黄色い)" なんだそうです。うーんここへ来てなんかピンとこない由来だ(笑)💦確かにフラバ・フラバやフラバ・オルナタ、あたりは黄色も混じりますかね🤔
しかし語感で言うと「フラバ」ってちょっと漢らしい印象を受けるのは自分だけ?低音イケボで再生したくなるような、もしくは攻撃魔法の名前を叫ぶ様な。
「全てを焼き払う火属性魔法奥義! ”フラバ!!” 」
なんつってね。いや違うか。
〇Sarracenia purpurea (サラセニアプルプレア)


最近ホームセンターでもよく見かけるようになったプルプレア。でっぷりとした特異な姿でフリルのようなフードと葉脈が美しい品種です。丸っこいピッチャーは可愛くもあり人気品種なのもうなずけます。そしてなんだかエロい。
名前の由来は英語のpurpleをラテン語にした "purpurea(紫の)" で、サラセニア以外でも割と多くの学名に使用される言葉だったりします。でもね、声に出してみてくださいよ、「プルプレア」だぞ?
なんだか「ぷるぷる」「たっぷり」「ぽってり」「ぷりぷり」みたいな印象の語感でしょ!まん丸のこの姿まんまじゃん!(笑)🤣個人的にはレウコフィラと同じくらいドハマリしてる学名です✨🤣
〇Sarracenia alata (サラセニアアラタ)

スーッと細長く伸びたピッチャーをたくさん付ける品種で筋の入り方や色の付き方にバリエーションがあります。山野草でいうマムシグサやウラシマソウを連想させるフードが個人的にはだいぶ好み!
そして名前の由来はラテン語の " alata(羽の生えた) " であり、英語で言うwingedのようです。この山野草みのあるスラっとしたフードが特徴的だと捉えられたんでしょうか🤔
さてこのアラタ、口を大きく開けているように見えるピッチャーがいかにも「アラタ」じゃないですか(笑)?「アララー♪」なんて言ってそうな感じでね。しかもカタカナの「アラタ」も英語の「alata」もどっちも口を大きく開けて左を向いてるように見える!
アラタ
alata
なんか面白いですね(笑)アラタでした。
〇Sarracenia rubra (サラセニアルブラ)


地味ですが非常に多くのピッチャーをこまめに出す「ザ・手数で勝負」系のサラセニアで、株分かれも多く、栽培していて楽しいサラセニア。地域変種が多く、アラバメンシスやガルフエンシス、ウェリーにジョネシーにルブラ・ルブラととにかくバリエーション豊か✨ていうか見た目からしてこれらの変種は別種なんじゃ、、、てくらい違うんですがね🤣みーんなルブラらしいです。
さて、気になる学名の由来はこちらも色に関するもので、英語のredがすなわちラテン語の " rubra " になるそうです。草体も赤っぽいものがありますが、何と言っても花が真っ赤なんですよねルブラは!

宝石のルビーなんかも名前が似てるし、関係しているのかな?🤔赤い花がめちゃくちゃキレイですよね✨
さて、ルブラの響きですがちょっと地味ですよね。うん。なんか特に言うこともないっていうか。控えめな草体に合ってるというか。
あの、
えっと、、、次行きます(笑)
〇Sarracenia minor (サラセニアミノール)

丸い頭、ニヤッと笑う口元、背中の斑点。独特な見た目がクセになる、ちょっと変なヤツ。ド偏見ですが人間なら間違いなくAB型で夜型人間でフードを被ってて人付き合い苦手だけど何かの能力が突出してていざというときに大活躍する、そんなキャラですよね(笑)🤣
オキフェノキーに生息するものは例外的に大型ですが、それ以外は割と小さく15〜20cmほどの高さにしかなりません。プルプレアの様に丸く太くなる訳でもないので、サラセニアの中でも小型の種類と言えるでしょう。
それもそのはずで、名前の由来はそのまま小さいという意味の " minor " です。こちらも他の様々な生き物の学名に使用されていますね。英語だとマイナーという意味にもなる。小型かつマイナー、それがミノール。
でも本人はその立ち位置が気に入ってるというか、あえてマイナーな方にいる気さえします。決して目立たずこじんまりとしてフードを被りニヤニヤしてる。ひん曲がった草体と「ミノール」という主人公感のない言葉の響きもピッタリです。そう言えば口がそのまんま「ミ」の発音するときの形してるしな。
〇Sarracenia psittacina (サラセニアプシタシナ)

ロゼット状に平べったく広がり、オウムのクチバシの様な頭を広げる小型のサラセニア。割と水が好きなようで大きな鉢を使わないほうがよく育つ印象です。
さてこの言いづらい名前の由来は英語の " parrot-like " をラテン語にした " psitta-cina(オウムに似た)" なんだそうです。なるほど、みんなオウムっぽいなぁと思ってたんですね🤣
しかし草体を見ると「プシっと」上から潰されて「下」の方で平べったくなってる感じが出てますね(笑)それで「まあしょうがねえ”しな〜”」なんて言ってそうな。プシタシナという種類もきっと予備知識無しでも当てられそうな感じがあります。まさにプシタシナにしかならない姿がなんだか愛らしいぜ。
〇Sarracenia oreophila (サラセニアオレオフィラ)
元々はフラバの変種扱いだったオレオフィラ、フラバよりも山側に生息しやや柔らかな印象のあるピッチャーを展開します。気温が涼しい時期はピッチャーを出すのですが、暑くなってくると剣葉ばっかりになってしまい、自分の栽培場でも毎年2〜3本しか出してくれません(笑)🤣
フラバに活躍の場を奪われている感のあるオレオフィラですが名前の由来は "oros, eros, (山を) philos(好む)" というギリシャ語が元になっているそう。確かにフラバよりも山側に生息しているのでそのままですね。
さて、良い画像がないので残念なのですがこのオレオフィラ、なかなの「オレオフィラ顔」をしてるんです。パックリ開いた口と広めのフード、オープンな印象で明るく笑っているお顔が良い感じ。名前に入ってる「オ フ ィ ラ」全て左向きに口を開けている様に見えますからね(笑)
「オレだよオレ〜へへへ〜♪」って言ってる気の良い兄ちゃんみたいな👍✨
さて、今回はサラセニアの名前と印象がバッチリ合ってるというお話でした。マニアもだんだん進んでくるとこういう話をするようになっちゃうんだな、と自分を俯瞰的に見つつ楽しく書けた記事でした(笑)🤣
ではまた!
