自分はドロセラの交配種が好きです!
出回っている品種は基本的には丈夫です。また、なぜかロゼット×立ち上がり系の交配が多いので、斜めに立ち上がるものがほとんどです。この姿がなんだか好きなんですよね。
今回はアフリカンコンビネーションな交配種を紹介していこうと思います。
まずはドロセラ x ビオドロップ
今は亡きビオパルコ三明によって交配された品種。元はD.カペンシスジャイアント x D.ブルケアナだそう。ニョキニョキっと広がりかなり大型になります。
性質はかなり丈夫で、砂利系でもミズゴケでもよく育ちます。あまり出回っていないのは人気がないから?大好きな交配種なんですけど(´・c_・`)
次はこちら。
Drosera x Snyderi
D.dielsiana x D.nidiformisという中堅同士のコンビネーション(←失礼w)!!この品種の特異なところは、なんと交配種のクセに種子が出来ます!普通、交配種は三倍体で減数分裂が正常に行われず、種子が出来ません。しかし、この種類は種子ができちゃうんです。
同じく種子ができるハーフものにトウカイコモウセンゴケがあります。こちらはモウセンゴケとコモウセンゴケが自然に混ざりあった交雑種という部類ですね。
さらに同じ組み合わせでも種子が出来ないものが九州にあり、それがヒュウガコモウセンゴケ、だった気がします。
ちなみに、みんなの憧れナガバノモウセンゴケことD.anglicaも、過去に大陸でD.linearisとD.rotundifoliaが交雑した結果だという説がありますね。海外のサイトではバッチリ言い切っているところもありました。形や性質を考慮してもなかなか信憑性が高いと思いますが、果たして真相はいかに?
さて、次に行きましょう!
D.neocaledonica x D.aliciae
これは昔から栽培されてきた交配種ですね👍赤くコンパクトでキレイな品種です。やや、水を欲しがる気がしますが、それほど弱くなく、栽培しやすいです。砂利系よりはピートモスやミズゴケが合いますね。あと、細い根っこがたくさん伸びますので、深めの鉢でGOですね。
D.esterhuyseniae x D.slackii
去年、うちに入ってきた期待の新人です。スラッキーが入っていますが、なんと、夏を難なく乗り気ってくれました!キレイに順調に生育してますが、姿形はベヌスタにすっごい似てます(笑)
先ほどトウカイのところで書いた理論で言うと、ベヌスタって過去にスラッキーを飲み込んでるんじゃないかしら?と思うときがあります。けっこう腺毛が硬くて立派なんですよね。
うちのD.venusta
ちなみに本家スラッキーちゃんは今は寝てます。根っこ生きてるよな……???💦
最後はこの方!!
D.capensis x D.aliciae
はわわわわわ……💦💦💦瀕死(>_<)
この夏の猛暑と度重なる花芽の放置により、エネルギーを使い果たしてしまったようです。花なんて咲かせても種出来ないのに。。。そこに今回の台風でしょ、本当に今までごめええええん!!!!
交配種とはいえ、両親は意外と夏、弱るんですよね。うかつでした。
ちなみにコンタミしているのはD. burmanniiです。可愛らしいので除去していませんが、種をばら蒔くスピードが早く、あちこちから発生しています💦来年は大鉢でやってみましょうか。ブルマ天国(←コラ)
今回はこの辺で、アフリカ以外の交配種はまたの機会に〜〜〜(^o^)/~~