食虫植物の植え替えをした後は、調子が上がってくるとホッとひと安心しますよね🙆
そういうとき、たまに「用土がノッて来たな」と感じることがあります☺️
植物と用土、どちらの調子も良い状態で定着する、みたいな💡
特に、うちではミズゴケよりミックス用土を使用する方が多いので、当たりだと嬉しい☺️
食虫植物の用土問題 - ゆっくり食虫植物〜タクチャガーデン〜
写真はDrosera neocaledonica x aliciaeの葉挿し苗ですが、植物体も用土もとても健康に思います👍
表面にはコケもヌメリもありませんが、これでも一年以上はこのままなので、暑い夏も腐敗は全くなしです✨ピートモスにちょっとパーライトを足しただけなんですがね😊
他にも…
Drosera Rubripetala
Drosera coccicaulis alba (根からの復活苗)
ドロセラ ビオドロップ
いずれも一年以上放置ですがイヤな菌の繁殖もなく、清潔な状態で維持できています☺️こういうのが、自分の感覚でいう「用土がノッて来た」状態👍
そういえばホームセンター産のハエトリソウも、用土がキレイなままひと夏越せました💮素晴らしい☺️
で、これってもしかして、「アレロパシー」出てるんじゃね?🤔
って思ったりするんです…✨
○アレロパシーとは
植物が自らホルモンや毒のある成分を分泌し、周りの生物に影響を及ぼすこと。また、その作用によって周りの植物の生育を阻害し、自分たちの種族の繁栄に役立てている。セイタカアワダチソウやホテイアオイのコロニーが有名。
調子が良い植物は用土も清潔なんですよね🙆
ちなみに…
ミミカキグサ系がびっしり生えた用土も雑菌の繁殖がなく、割りと成績が良かったりします😊
根詰まりもないので、ミミカキグサの捕虫袋が良い感じに地中をほぐしてくれてるのかな🤔
Drosera Admirabilis
Drosera cuneifolia x slackii
うちではこの辺りにミミカキグサが繁茂していますが、していないものに比べて用土の調子が良いです👍
これもミミカキグサからのアレロパシーってこと、ないですかね?🤔2種ともピートモス単用なのに数年も根腐れとかないんだよなぁ…
また、コケも何らかの働きがあるんじゃないかと思っています🙄
Dionaea mucispula
Dionaea CK Seedling
↑上記のポットにはコケがびっしり生えていますが、こちらも調子が良いみたい💮あくまで「キレイだな」と思えるコケの生え方をしています☺️
ちなみに、用土がダメになった場合はどういうものかというと…
はい、一目瞭然ですね😅腐敗もおこり植物の調子は悪く、色も黒くなって変な臭いまでします💦完全に悪い菌が繁殖してるよこりゃ😞
当然こうなるとまともな生育はしてくれません😣用土も植物も、雑菌に負けちゃってる。
でも、こうなっちゃっても意外と地中はノーダメージな場合も多いので、やはり用土表面の清潔さが重要なんじゃないかなと思います。
そうなると必要なものは
・適度な日照
・湿度
・風通しの良さ
という、いつもの話に落ち着くわけです…😅
要は、「高い湿度を保ちつつ空気を動かす」「植物がもっとも生き生きとした状態を維持する」というところに持っていけるかどうかですよね🙆
そしてそのバロメーターになるのが、きっと生ミズゴケなんでしょう✨
食虫植物界ではよく聞く「やっぱり生ミズゴケが1番」という話。
これも余計な菌の繁殖がなく清潔でないとミズゴケは繁茂しません😣ミズゴケがどんどん育つ環境は食虫植物にとっても最高なんでしょうな😁
が、しかし!うちの井戸水が悪いのか、環境が悪いのか…生ミズゴケって全然育たないんですよね…(笑)🤣
さて、
①雑菌がないので植物が生き生きとしているのか
②植物が生き生きとしているから雑菌がないのか(アレロパシー説)
どっちが正しいのかどっちもあるのか、自分には分かりませんが、少しでも「用土の調子が崩れそうだ」と感じたら植え替えしてあげるのが吉なんじゃないでしょうか😆
結局のところ、「植物の状態と同じくらい、用土の状態も大事」って話でした👍
色々と考えると面白い☺️